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前田記念腎研究所

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学術活動
2009年

HeMXを用いた透析情報の施設間連携の試み

  • 日付
    2009/06/05
  • 学会・研究会
    第54回 日本透析医学会
  • 発表者
    鈴木卓
  • 所属
    茂原

目的

臨床透析依頼などの透析情報(透析条件・透析記録など)は相手先施設に用紙を送付している。これに電子的な情報も伝達すべく2000年に本学会が策定したHeMXを用いた方法を提案する。

方法

データベースサーバはMySQLを用い、webサーバは外部のサーバを利用した。言語はphpおよびjavascriptを用い、プロトコルはhttpを使用した。手順は、1)HeMXをデータベースに登録、2)登録情報のurlを表示、3)クライアントであるwebブラウザで上気urlにアクセスし、HeMX情報を抽出。

結果及び考察

手順の一連の動作を確認した。また、QRコードを用いることで上気3)の動作を一括処理し、透析条件並びに透析経過記録の表示が可能になった。従来、HeMXは一部の施設での利用にとどまっていたが、本システムではwebブラウザがあればHeMXによる透析情報の共有が可能である。

結論

HeMXを用いた透析情報の施設間連帯は容易に可能であり、極めて汎用性の高いシステムである。

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