学術活動
血液透析診療情報交換フォーマット(HeMX)への提案
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日付
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学会・研究会第46回 日本透析医学会
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発表者碓井ひろみ
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所属茂原
目的
我々は透析記録の電子化の進展の阻害因子の一つとしてデータの手入力が挙げられ、第44回本学会で手入力訓練ソフトの有用性、そして第45回では透析記録使用用語の解析を行い、入力支援ツールを考案し報告した。この電子化の流れで、常にデータの相互利用のための標準化が問題視されていた。しかし、昨年9月に「血液透析診療情報交換フォーマット(以下、HeMX)」が本会より公開され、今後大いに期待できるものと考える。しかしながらHeMXの構造に透析看護情報に関する事項が無く、我々はHeMXのバージョンアップを期待しつつ、HeMX上に透析看護関連情報を作成したので報告する。
方法
HeMXの構造のBodyに透析看護セッションを追加し、透析看護特有の用語をコード化した例を示し提案する。
まとめ
透析患者管理に看護関連情報は不可欠であり、本提案で、更に実践的な透析情報の標準化が進展することを望む。