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学術活動

複数の透析施設にまたがる透析情報を一括監視する試み

  • 日付
    2011/06/17
  • 学会・研究会
    第56回 日本透析医学会
  • 発表者
    鈴木卓
  • 所属
    茂原

目的

透析装置が複数の施設に設置されている場合に透析情報を一括監視することは困難である、これは透析装置のIPアドレスが同じサブネット内にないとネットワーク構成ができないからと考え、これを解決する仕組みを開発したので報告する。

方法

遠隔地の透析装置および自施設の透析支援システムをグローバルアドレスに設定した仮想ハブに各々接続する。また、VPN-Bridge を用いて遠隔地と自施設を同じネットワークセグメントにした。

結果・考察

遠隔地の透析装置があたかも自施設の同じ建物内に設置されているかのように一括監視が可能となった。また、本システムではファイアウォールを含めた既存のネットワーク環境の変更を行うことなく接続が可能となった。

まとめ

本システムはローカルアドレスの変更等一切不要であり、複数の施設に設置されている透析装置の透析情報があたかも同じ建物内に設置されているかのように一括監視が可能である。

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