学術活動
当院透析室のフットケアの現状 ~救肢を目指して~
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日付2012/06/23
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学会・研究会第57回日本透析医学会学術集会
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発表者緒方央子
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所属武蔵小杉
【目的】当院では2000年より外来維持透析患者に対するフットケアを開始した.2008年7月迄の下肢切断は12例(大切断9例,小切断3例)であった.予防的フットケアの必要性を痛感した我々看護師は改革を行った.【方法】フットケアシートの改良,ハイリスク患者の抽出と継続看護,ケア用品の整備を実施した.全員スクリーニングを行い,糖尿病や循環障害・知覚障害の有無や年齢で患者の分類を行った.セルフケアや当院での管理が困難な足病変を持つ患者は専門施設と連携した.フットケア改革後の成果と今後の課題を報告する.【結果】2008年7月以降,下肢切断は6例(大切断1例,小切断5例)であった.現在,外来維持透析患者全153名中,特に切断リスクの高い患者は9名である.【まとめ】下肢切断は足趾の変形があり足病変を繰り返す患者に多い.外来透析施設でのフットケアには多くの制約がある.今後はハイリスク群の増加が予想され,更なる工夫が必要である.