学術活動
外用局所麻酔剤「エムラクリーム」の使用評価
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日付2017/06/18
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学会・研究会第62回 日本透析医学会学術集会(6/18)
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発表者佐藤弘子
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所属武蔵小杉
【目的】外用局所麻酔剤エムラクリーム(以下エムラクリーム)を使用し,穿刺痛の評価を行った.
【方法】対象は当院通院中の維持透析患者で現在局所麻酔テープを使用している8 名(男7 名女1 名,年齢57.5±15.2 歳,透析歴5.5±4.0 年).局所麻酔テープ使用時とエムラクリーム使用時で穿刺痛,穿刺時ストレスの比較テストを行った.穿刺痛の評価としてVAS 評価,穿刺時のストレス評価として唾液アミラーゼ測定(ニプロ社製唾液アミラーゼモニター)を使用した.
【結果】局所麻酔テープ使用時とエムラクリーム使用時のVAS 値はそれぞれ2.74±1.82,0.64±0.59 でエムラクリーム使用時に有意に低下した(p < 0.05).唾液アミラーゼ値は局所麻酔テープ使用時24.7±15.6KU/L,エムラクリーム使用時31.0±29.0KU/L であった.
【まとめ】エムラクリームは穿刺痛を緩和させる事ができた.穿刺時の精神的なストレスにおいては,様々な要因が考えられた.